ココロサードプレイス

山梨・東京・諏訪が好きな私のイベントのことやミニマリズムのこと。

信用してもらうために、もういちど最初から。

ここ1ヶ月以上の間、実は結構悩みながら日々過ごしていた。そんな中で、「上半期終わったから!」とか、「吹奏楽(趣味です)の大きな舞台があったから!」とか、「PMSだったから!」とか、いつものリズムに乗り切れない理由を、順を追って用意してみたのだけど、やっぱりどうしても「次絶対やりたいイベント」が湧いてこなくて、このままだったらどうしようと思っていた。

自分はイベントをやりたくて3月に5年半働いた会社を辞めて、とは言ってもそれだけでは生活できないのでバイトをしながらイベントをしていた。

今年開催したイベントは大小含め、2月・4月・5月・6月の4回。半分赤字。半分黒字。トータル赤字。

そもそも、これだけで生活することは目指していないのだけれど、今の私のやり方では趣味としてすら続けられない。物理的には不可能ではないけれど、続ける意味は浅い。理想はたくさんあって、自分が聴きたい・だれかに聴いて欲しい音楽はたくさんあって、こんな場所にしたいという想いはあるのだけれど、このままじゃだめだということだけは分かっていて、どうしたらいいのかをずっと考えていた。

そんな折、おなじみのコミュニティの仲間に会えて、たくさん気づいたことがあった。そして自分の考えを整理しているときにこの記事を読んで、やっと自分の気持ちの着地点が見つかった。今、マスヤでヘルパーをしているふじっぺさんの記事。

事業計画とか、需要とか、外からの視点 から入った冒険は、面白くない。

自分が心の底から欲しいと思うものを形にしようとする冒険をしたい。


ずっと自分が想っていて否定されてどうすればいいのかを考えて、「やらなくちゃいけないんだよなあ」という気持ちで考えている、需要と供給と予算と計画と方法と・・・そういったことと、ただ単純にやりたいことがぶつかって、「ああやっぱり私はダメなんだなあ」と思っている自分は、10年前と全く同じで、呆然と立ち尽くしていたところだったんだけれど

やっぱり思った。やりたいことをやりたい方法でやる!やりたくないことはやらない!

東京でイベントをやりながら、めちゃくちゃ失敗してきたけど、そして会社員としていちおう安定収入がある生活も5年くらいしていて、うっかり社会のしくみが分かったような気になっていたけど、うっかりしすぎていた。今もいちばん大事にすべき原点は最初の最初でよかったんだなあと思った。

いつも音楽イベントをやるには、という方向から考えていたから難しくなってしまうんだけど、もういちど根本からまとめてみよう。自分がやりたいことは

①いろんな人が、自宅でも職場でもない第三の安らげる場所をつくりたい
②それは移動式(今は場所を借りるしかないし、何年後とかじゃなく、すぐにやりたい。いろいろな場所でやりたいし、拠点を構えることのメリットデメリットをもう少し考えたい。)
③音楽が好きだから音楽を切り口にしたい。(人の心に迫る、深い安らぎや楽しさを与えてくれる音楽を、知っている人にも知らない人にも伝えたいという想いがあるから。)
④音楽の他にも、自分が心を動かされたものや人を一緒に伝えたい・共有したい
(⑤いずれは拠点を構えたいかも。考え中。)

これを既存の音楽イベントのノウハウでやっていくというのはやっぱりちょっと違うなあと思っていて、だけど実際今経営的に行き詰まっているわけである。

黒字にするためのやりたくないことを、どうやってやりたいことに持っていくかっていうことを考えて1ヶ月以上全然わからなかったのだけど、やっぱりやりたくない!と言うなら別の方法を考えなきゃいけないわけで、

そして下諏訪でA1さんを見てい気がついたんだけれど、自分に足りなくて今最も必要なのは「信用」だなあと思った。

これは西野亮廣さんも言っていたんだけど、何かをするのに必要なのは、お金じゃなくて信用なんだよね。信用さえあれば、お金は集まってくる。

私は、自分のイベントがいかに楽しいかとか、いかにこの音楽が素晴らしいのかということをずっと説明していたのだけれど、ほんとうは、説明なんかなくても私が主催するなら間違いないだろうと思ってもらうことを目指さなきゃいけないのだ。

そんなことは分かっているのだけれど、私はそれをイベントの回を重ねるごとに培っていこうと思っていた。そして今、そのやり方は違うんじゃないかなあと思っている。

もっと手前のところで、日々の、日常の、自分の周りの、友達の、その友達の、地域の、好きな音楽のその人たちの、その周りの、そういった場所で、少しずつ積み重ねていくものだったなあと思った。

A1さんが下諏訪にはまって、東京から下諏訪に通い続けて発信し続けて、それを見て下諏訪にたくさんの人がやってきて、その人たちがまた下諏訪を広めていくサイクル。A1さんは単純に発信するだけじゃなくて、その中で生まれる人と人の繋がりを、より広く長らく続くよう潤滑剤になってくれるそのマメさや優しさが相乗効果を生んでいて、周りがどんどんハッピーになっていく、こういう姿勢を、自分も自分の場所で真似したいなあと思った。

もちろんA1さんが、下諏訪も自分のそういうスタンスも、ただただ単純に自分が好きだからっていうところから来ているのはすごくわかるのだけれ、私も好きなものやことがあって、その伝え方を、もっと「イベント」より手前の形で伝えることから、もういちどやっていきたいと思った。

イベントはまた絶対やるけれど、しばらく、チケットを売る前の自分を信用してもらうために、すべきことを考えてどんどんやっていこう。今、やることを考える!

2ヶ月ちかく抱えていたもやもやが、この数日でしずかに晴れた。もういちど、やり直そう。できる。

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