ココロサードプレイス

山梨・東京・諏訪が好きな私のイベントのことやミニマリズムのこと。

なんでイベントをやるのか。

今月7~9日の間東京でいろんな人と会ってきました。本当は四国に行ったあと山崎を経由して戻ってこようという旅行を考えていたのですが、このあいだのイベントを終えて、今そんな悠長な旅行をしている場合じゃないな~と思って、反省と開拓の旅に行ってきました。

最終日は、かさこ塾で一緒だったkony美木さんとランチをしました。そしてイベントの反省や今後についての話をしていたのですが「午前中一緒のセミナーに参加していた人と会ったら、何か助けになるかもしれない。近くにいると思うから連絡してみるね~」と言って下さって、佳菜絵さんという方を紹介していただくことに!

佳菜絵さんは、『夢を叶えるサロン~Blue Rose~』を経営されているのですが、この日ちょうど私が麻布十番に行ったタイミングで2時間くらい空き時間があったので、初対面でしたがその場で1時間のセミナーをしていただくことに。

この1時間の間で、自分の中にあったたくさんの断片が全部きれいに繋がり、今やるべきことがはっきりしました。

私は、自分と向き合うということは結構してきたつもりですが、どれだけ自分と向き合っても、出てくるものには限りがあります。所詮自分なので。また、「フリーになりたい!」と言っている自分に対して、友人は皆「すごい」と言ってくれますが(やっている人があまりいないから)、フリーで実績のある人から見たら、当然ですが「全く話にならない!」という評価です。

今は「今の私がいかにダメであるか」を真摯に受け止め、かつ、”最も適切な方法”で頑張ることが必要だと思いました。

そもそも私は、「仕事」に対する概念が根本的に間違っていました。いや、分かっているつもりだったのですが、趣味・やりたいこと・フリー・仕事・生活と、いろいろな概念がごちゃ混ぜになっていました。

佳菜絵さんと話していてやっとたどり着いた結論があります。これまで、なんで自分がイベントをやりたいのか、という説明を「好きな音楽を多くの人に知って欲しい」と言っていましたが、それは正確にはちょっと違う、というかやりたいことの一部だったことが分かりました。

私が一番やりたいことは「コミュニティをつくりたい」ということです。

22歳の時、自分に自信がなくて生きているのが辛かった自分が救われたコミュニティがあって、それはたまたま同じ音楽が好きという共通点で自分が繋がれた場所でした。

「ダメな人間」と思っていた自分が、仕事も年齢も様々な人たちの中で、ただ一つの共通点があるだけで、こんなに楽しくて救われて、今まで気付かなかった自分の良いところを教えてもらって、誰にも言ってもらえなかった私に必要なものを教えてもらって・・・私はそこから大分人生が変わったと思っています。

それはもう10年以上前の話で、その時一緒だったメンバーも大半は結婚したり生活が大きく変わったり、そもそも共通の趣味であったそのバンド自体がもう活動をしていないので、今同じ目的で集まることはもう無いけれど、私をその場所に誘ってくれた人はもう、死ぬまで絶対ずっと大事な友だちだなあと思っています。

何か決まりごとがあるわけでなく、行きたいときに行き、話したいときに話し、離れたいときがあれば離れ、ブランクがあっても戻ってみたら同じ居心地がそこにあって・・・コミュニティとして存在するコンセプトはもっと突き詰めて考えなくてはと思うけれど、私は、私が救われたようなコミュニティをつくりたい。

(私は好きな音楽があるから、今は音楽イベントをやっているけれど、他にも好きなことがいろいろあって、ゆくゆくは音楽以外のイベントもやりたいと思っています。)

そして私が人にすすめたいと思う音楽は、それはそれで、自分の人生を変えるような音楽だったわけです。初めて聴いた時の自分の衝撃と、自分の人生の様々な場面で思い出してきた音楽と、だからもちろん音楽自体にも救われていたことと・・・そんな想いがあって聴いて欲しいと思っていたことを佳菜絵さんに話すと、「だったらそれをキャッチコピーにすればいいじゃないですか!?」と言われました。

「私がおすすめしたい音楽を聴いてください」じゃなく「人生が変わるかも知れない音楽をあなたに!」とか。

・・・なんでそんなことに気付かなかったのかなー。本当にそうだなと思いました。

ナカヤマのやってるイベントに行けば、いい音楽(ゆくゆくはいろいろなカルチャー)に出会えるはずだとか、楽しい人たちに再会できるとか、そう思ってもらえるイベントをつくりたい。それを、その日限りの場所じゃなく、そこで生まれた繋がりをコミュニティとして存在させたい。今わずかだけど、すでにそういうような思いでいてくれる人がいる。そこをどうやって広げていくかを考えることが今すべきことだと思いました。

私が今回のイベントに対してやってきた宣伝方法は、webでの告知・フライヤーを配る・置いてもらう・貼ってもらう・デモCDを配る・置いてもらう・送る・・・という、まあ多くのミュージシャンやイベンターが(CDを配る人は多くないかもしれないけど。)やっていることですが、それって、上記の層に届けたいと思っている私には、大分遠いやり方だと思いました。なんか違うんだよなーと思っていた気持ちは正しかった。

だったらどうしたらいいのかってことを考えたとき、やっぱり私という人間を知ってもらうためにいろんな場所に出かけていろんな人と会って、音楽イベントであれば、私がすすめる音楽を知らなくても、私がやることだから多分楽しそうだと思って来てもらえるような人間になることが大事だと思いました。そういう人間になりたい。

たくさん気づきがありましたが、今やっていることを振り返って、方向性はそんなに間違っていないんじゃないかと思いました。少なくとも北だと思って歩いていたら実は南が正しい方だったっていうんじゃないな。この半年やっていたことは、無駄なこともあったけれど、遠い道を通っていただけで、目指すゴールはそんなにずれてなかったと思います。

もう一度今日から始めよう。